「田んぼと油田」の取材をお手伝いしてきました

(田んぼと油田こんなかんじです)

調べれば調べるほどに面白いんですよ。


 

 

去年の10月から動いていたこの企画。

簡単に言うと「秋田大学の講義で留学生と地域住民が関わる企画があって、お手伝いとして参加させていただきました」って話です。出会いはいつも突然!


※この事業は文部科学省「地(知)の拠点整備事業」によって秋田大学様主体で企画・制作されたもので、

 アトムは写真撮影・地域情報提供に携わらせていただきました。


 

 

てことで、舞台は秋田市から車で1時間のところにある潟上市昭和豊川地区。言い換えれば「旧昭和町豊川」、「旧豊川村」です。道の駅ブルーメッセ秋田が有名な場所。

 

秋田大学には国際資源学部が去年新設されましたけども、ここ豊川地区というのは

「天然アスファルト」と「石油」で有名な場所だったんです。

なまじ僕らに全く関係がない地域というわけでもないんですよこれが。

 

知る人がどれくらいいるのかはわかりませんが、秋田はかつて「産油量全国一位」の県でした。今も八橋や外旭川地区などで「ポンピングユニット」と呼ばれるシーソ型の掘削機が稼動しています。

 

もちろん現在の産油国とは比べ物にならないかもしれませんが、

かつては"数少ない国産資源"として明治~昭和初期の時代にかけて重宝されたのです。

 


(豊川草木谷地区での稲刈りの様子)

秋田県民も知らない秋田のヒミツ」が詰まった豊川地区。

 

豊川油田の歴史はもちろんのこと、日本の天然アスファルト発祥の地だということも、農聖「石川理紀之助」が活躍したことも、伝統ある「豊川小学校」が閉校したことも忘れてはいけない重要事項だと僕らは思います。

 

恥ずかしながら、メンバー一同豊川地区に行ったことはほとんどありませんでした。

しかし取材を通して何度も足を運んでゆくうちに、僕らが知らなかったことがたくさんあったこと、そしてそれをたくさんの人に知って欲しいという気持ちが生まれました。

 

原油はもう出ないかもしれませんが、地域資源はたくさん眠っていたのです。


 

 

 

今回秋田大学さんからの依頼で携わらせていただきましたが、メンバー一同とても貴重な体験となりました。今後も依頼あれば是非受けたいです。

 

 

インタビューはもちろんのこと、秋田県民じゃなくても楽しめる豆知識や地域の情報もたくさん入っています!! 読めばみんなにちょっと自慢できるかも?????笑

 

「田んぼと油田」はALVE市民交流サロンに置かせていただいたほか、市内各地の公共施設などに置かれています。欲しい人いたら教えてくれ!!!!

 

 

 

そして最初にも書いたけどpdfも配布中!こちらのページからいけます~




【お詫び】

3月中旬から各地で配布していたフリーペーパー「田んぼと油田」に関する広報活動において、一部で『学生団体ATMU!が主体となり制作したもの』と思わせるような記述・表現をしていました。

しかし実際は『一部取材に同行させていただいた』ものであり、冊子の著作権は秋田大学COC事務局様やデザイン会社様にあります。

誤解を与えてしまう表現を使用していたことをお詫び致します。

たいへん申し訳ございませんでした。

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